新たな次世代の車!燃料電池車(FCV)とは!? [ペーパードライバー講習]

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ご覧いただきありがとうございます。
最近の自動車業界では脱炭素社会に向けて、内燃機関自動車から電気自動車にシフトをしようとしています。
主には電気自動車が主流になりつつありますが、電気自動車だけではなく、内燃機関自動車に打って変わろうとする今注目の技術があります。
それが燃料電池車(FCV)です。
電気自動車ほど主流ではないですが、最近ではトヨタが新型MIRAIを発売した事で、話題となりました。
本日は燃料電池車について解説をしていきたいと思います。
◆燃料電池車(FCV)とは?
FCV(燃料電池車)は、水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使って、モーターを回して走る自動車です。
同じモーターを使用する電気自動車と大きく異なるのは、電気自動車は外部給電から充電するのに対して、燃料電池車は内燃機関自動車のように水素ステーションで燃料となる水素を補給します。
また多様な燃料・エネルギーが利用可能で天然ガスやエタノールなど、石油以外の多様な燃料が利用可能なので、石油枯渇問題にも対応でき、再生可能なエネルギーを利用して水素を製造することにより、環境への負荷を軽減することもできます。
◆燃料電池車のメリットとは?
①排出ガスがない
走行の際に排出されるものは水蒸気のみで、内燃機関自動車のように大気汚染の原因となる二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)などはまったく排出されません。
②静音性が高い
燃料電池は電気化学反応によって発電するため、内燃機関自動車と比べて稼動時の騒音が大幅に低減されます。
③燃料の充填時間が短い
燃料電池は水素を補給する際に内燃機関自動車のように水素ステーションで補給をします。補給にかかる時間は5~10分程度で、電気自動車のように何時間もかけてバッテリーを充電する必要がなく効率が良いです。
④走れば走るほど空気を綺麗にしてくれる。
トヨタMIRAIなんかでは、走行している際に、大気から吸い込む空気に含まれるホコリや化学物質を2種類のフィルターで取り除き、吸い込む前よりきれいな空気にして排出する。
⑤燃料タンクの安全性が高い
水素自動車のマイナスなイメージとしては、万が一の場合に水素爆発が怖いっといったイメージがつきまといますが、しっかりメーカー側が配慮して頑丈なタンクを設計しているので万が一の場合も心配はありません。
◆燃料電池車のデメリット
①水素ステーションの普及がまだまだである
根本的な問題で、肝心の水素を充填する水素ステーションがまだまだ全国的に普及していない現状です。ひと昔前に比べるとかなり普及はしてきてますが地方ではまだ普及していない県もあります。
②車体価格が高い
まだまだ新技術の車で、電気自動車や内燃機関車ほど流通がなく車両本体価格が高価。補助金が出ますが、それでもまだまだ一般的な車に比べると高価です。
③車種が少ない
電気自動車が普及しいる中、燃料電池車は現在国産で販売されている車種はトヨタのMIRAIとホンダのクラリティの2車種しかなく選択肢が非常に少ないこと。
輸入車で有名なのは韓国のヒュンダイのネクソくらいです。(日本では未発売)
しかし近年はBMWやメルセデスベンツなどの輸入車メーカーが燃料電池車のテストを行っているので、これから車種が潤沢になることも予想されます!
以上が燃料電池車の紹介となります。
まだまだ課題が沢山残されている燃料電池車ですが、車としては非常にメリットが多く今後を期待できる車と言えます。
トヨタでは燃料電池車の魅力を知ってもらうために、東京の赤羽橋にMIRIAショールームといった、新型MIRIAの試乗を行える施設を設けているので、興味がある人は是非、試乗をしてみてはいかがでしょうか?
▽MIRIA体感試乗の予約サイト▽
https://toyota.jp/mirai/showroom/
それでは快適なカーライフを🚘
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