山道では必須!エンジンブレーキとは?[ペーパードライバー講習]

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ご覧いただきありがとうございます。
みなさんは「エンジンブレーキ」をご存知でしょうか?
エンジンブレーキは山道を下る時などに非常に重要となります。
普通に足で踏むフットブレーキとは何が違うのかと思う人もいると思います。
本日はエンジンブレーキについて解説して行きたいと思います。
●エンジンブレーキとはなにか?
エンジンブレーキとは、エンジンの回転数を利用した減速方法です。
アクセルペダルを踏むと車は加速していきますが、ペダルを離すとエンジンの回転数が落ちていき、その制動力によって減速していきます。
この減速力の事をエンジンブレーキと言います。
ミッション車の場合、シフトダウンをする事で、より強い制動力が得られます。
AT車の場合も車によって表記は違いますが、
シフトノブに付いている「オーバードライブスイッチ」や「シフトレバーをローギア(L)」などの位置にチェンジすることでエンジンブレーキの制動力を強めることができます。
●エンジンブレーキを使う理由とは?
エンジンブレーキを使用する理由としては主に、フットブレーキの補助をするのが主な役割となります。
フットブレーキは山道の長い下り坂などで連続的に使用すると、ブレーキの摩擦熱でブレーキフルードが沸騰してしまいホース内に気泡が発生します。
気泡が発生すると、ブレーキペダルを踏み込んでもホース内の油圧が正確に伝わらず、ブレーキが効かなくなってしまうペーパーロック現象となってしまいます。
またこれに似たような現象でフェード現象というのも起こるリスクがあります。フェード現象はブレーキが効かなくなる現象です。
フェード現象の場合はブレーキパッドの方が高熱になり、摩擦材の熱分解で発生したガス膜がブレーキローターの間にはさまることで摩擦力が減り、ブレーキが効かなくなります。
●まとめ
他にも使用するシーンはいくつかありますが、基本的にはエンジンブレーキは上記で紹介した、2つの現象を防ぐために使用します。
街中などのゆるい坂道、短い坂道などではこのような現象になることは、メンテナンスを怠っていない限りないですが、山道などの長い下り坂などでは、しっかり整備している車でもなってしまいます。
下り坂の途中に待避所がある道や、明らかに長いと思った下り坂、道の看板に「エンジンブレーキを併用」と書かれている道では必ずフットブレーキだけではなく、エンジンブレーキも併用してください。
それでは快適なカーライフを🚘
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