エコタイヤとは?普通のタイヤとの違いとは? [ペーパードライバー講習]

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カー用品店やタイヤ販売店に行くと、よくオススメされるエコタイヤですが、そもそもエコタイヤとはなんなのことか、普通のタイヤとの違いはなにか?と疑問に思う人も多いかと。
本日はエコタイヤに付いて解説していきたいと思います。
エコタイヤとは「低燃費タイヤ」のことで、これはジャトマ(日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディング(等級制度)で、低燃費(=転がり抵抗性能)と安全性(=ウエットグリップ性能)が一定以上のレベルを満たしたタイヤのことをいいます。
カー用品店で売られているタイヤにAA-bなどと表記されているのを見たことのある人も多いと思います。これはタイヤラベリング制度といって、消費者がタイヤの性能をひと目でわかるようになっています。
大文字で表記されるのが、転がり抵抗性能で、AAA、AA、A、B、Cの5段階で表記されており、小文字で表記されるのが、ウエットグリップ性能で、a、b、c、dの4段階で表記されます。
そして、転がり性能の等級がA以上(AAA、AA、A)で、かつウエットグリップ性能がaからdに入っているタイヤを「エコタイヤ(低燃費タイヤ)」と呼んでいます。
逆に「B-c」「C-b」など、大文字アルファベットが「A」以外のラベリングは低燃費タイヤではありません。
ではそのエコタイヤに替えるとクルマの燃費にどれくらい影響するのでしょうか?
クルマの燃費は車体の空気抵抗をはじめ、様々な要因が関係していて、そのなかでタイヤの転がり抵抗が燃費に与える影響(寄与率)は、一般市街地走行で7%から10%といわれています。
一般道を走る場合、タイヤの燃費への寄与率が「10%」だとすると、タイヤの転がり抵抗を10%減らすと燃費は1%向上、20%減らすと燃費は2%向上する、ということになります。
転がり抵抗のグレードはAAA、AA、A、B、Cと格付けされますが、グレードがCからBに、BからAとワンランク向上すると、約10%転がり抵抗が減る、というイメージになります。つまり、グレードがワンランク上がると燃費は約1%向上する事になります。
例えをあげれば、現状、転がり抵抗グレードがCのタイヤを履いていて、AAのタイヤに履き替えると、グレードが3ランク上がるので、転がり抵抗が約30%減るということになります。
つまり、燃費は約3%向上します。
仮にCランクのタイヤを履いていた時に燃費が10kmのであればAAタイヤに履き替えると10.3kmになります。
微々たる差ではありますが、月に1000km車を走らせる人であれば、Cタイヤであれば100Lのガソリンが必要なのに対して、AAタイヤであれば約97Lとなり3Lの節約となります。
レギュラーの価格が130円であれば390円と節約となり、年間となると4680円の節約になります。よってタイヤの平均寿命と言われる4万km走った場合、15,600円の節約となります。
沢山走行する人であれば、エコタイヤを装着した方が経済的には良さそうですね。
それでは快適なカーライフを🚘
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